両手を広げ四股を踏んだ、大きな力士像が印象的!
地元でその名を知らない人はいない、というほど有名なお相撲さん「不知火光右衛門」。
112号では、生誕200年の節目に相撲と町のものがたりを紐ときます。
いざ深掘りすれば、 大津を飛び出し日本の歴史が見えてくる!?
大津町が誇る第11代横綱は、祝・生誕200年!

江戸から明治期に活躍した「不知火光右衛門」の生誕200年を祝う記念墓前祭が、’25年2月15日に下町で行われました。
光右衛門は1825年生まれ。宇土市出身の第8代横綱・不知火諾右衛門(しらぬい だくえもん)に弟子入りし、39歳で11人目となる横綱免許を得ました。
当時の横綱は地位ではなく、横綱を腰に締めて土俵入りを行う資格のこと。光右衛門の土俵入り姿は「白鶴の翼を張れる如し」と形容される程に見事だったそうです。
現役時代には幕内優勝3回、横綱として6年在位。
引退後は2代目・不知火諾右衛門を名乗り不知火部屋を創設、大阪相撲に貢献しました。故郷・大津町下町にある墓石に刻まれた師匠と同じ名には、誇りと威厳が感じられます。
ここがすごいよ!光右衛門4選

其の一・横綱
神話の時代から続く相撲はまさに国技。
その歴代横綱74人中熊本出身は、師匠の諾右衛門と光右衛門の二人だけ!
其のニ・イケメン
光右衛門は色白の大変な美男子で、錦絵(カラフルな木版画)が飛ぶように売れたのだとか。
其の三・不知火型
横綱の土俵入りには「雲龍型」と「不知火型」があります。
光右衛門は諾右衛門が創始した「不知火型」を仕上げたとされます。
其の四・大津出身
昔の大津町は相撲が盛んで、なんと町から19人もの力士を輩出!
光右衛門は肥後細川藩のお抱え力士として活躍しました。
光右衛門の偉業を次世代に語り継ぐ

これが噂の光右衛門錦絵
平成6年に発足した [不知火光右衛門顕彰会]。 下町地区に住む60歳以上の会員で構成され、町内イベントで子ども相撲や相撲甚句の披露、町内小学校の土俵清掃などを続けています。
「子ども相撲は、毎年8月に下町の窪田日吉神社でも行われています。地域外にも相撲の輪を広げていきたい」と語る会員の方々。
毎年大津町で開催されるからいもフェスティバルでは、不知火光右衛門顕彰会の選抜メンバーが揃いの浴衣を着て「相撲甚句」を披露します。

大津町の名所が盛り込まれた相撲甚句
太鼓を入れて甚句を歌うのは大津町のオリジナルなんだとか。
町の名所が盛り込まれた歌詞に独特の節まわし、「ドスコイ」の合いの手が印象的です。
大相撲の巡業で力士が披露する、独特の節まわしの唄。お座敷唄から派生し、各地に広がった。全国大会もあり、愛好家がのど自慢を競う。
意外と奥深い!相撲のコレ、知ってる?

相撲は記紀の時代から続く歴史あるスポーツ。
天皇の前で力くらべをした神話(天覧相撲)や豊穣を占う儀式から始まり、江戸時代を境に庶民の身ぢかな娯楽として発展し今日まで親しまれてきました。
日本の歴史文化がぎゅぎゅっと詰まったまさに国技。・・といっても、実はよく知らないって方も多いのでは?
詳しい人教えてーー!ということで、相撲愛が深い女子高生・ななすけさんに色々と教えてもらいました!誌面から3つご紹介。
①なぜ座布団を投げるの?

格下力士が横綱をたおした時などに、座布団が縦横無尽に舞って盛り上がる!
でも実は禁止行為。 今は投げられない仕様の会場もあるそうです。
(でも投げたくなる気持ちもわかる・・!)
②ケーキもちゃんこ!?「ちゃんこ」って何?

「ちゃんこ鍋」が有名だけど、実は力士の食事全般を指す言葉。 鍋は部屋ごとに秘伝の味が受け継がれているのだとか!
③吊り屋根ってどうなってるの?

2本のワイヤーで支える屋根の重さはなんと6.25t!
内側にはライトや集音マイクがついていて、テレビでもリアルな迫力を感じられます。
さて、いくつ知っていましたか?ちなみに筆者は取材するまで1つも知りませんでした・・。
面白いと思った方は誌面もぜひチェックしてみてください!
ななすけさんの相撲愛が伝わる112号はこちら
「気になる!あの人にインタビュー」は浪花屋本店・古庄さとこさん
大津町のおもしろスゴイ人にクローズアップした人気のコーナー。
今回は、創業170年・浪花屋本店の7代目「古庄さとこさん」です!
大津に住んでいたら一度は食べたことがあるお菓子、銅銭塘。作りたての、あのほろっとした食感がたまらないですよね。
古庄さんは一度歴史が途絶えそうになった銅銭糖とお店ののれんを受け継ぎ、40代で職人の世界へ。
昔はお葬式の香典返しなどに利用されていた銅銭糖を、「若い方や子どもにも食べてほしい」とパッケージを明るいものに刷新。それまでと逆転の発想で、ブランディングや「きんかん銅銭糖」など新商品開発にも挑戦し、今では手土産や気軽に食べられるお茶菓子として地域に親しまれています。
インタビューはこちらから!
大津町に住んでいる人も、そうでない人も、地域の魅力を(再)発見!
熊本県大津町のフリーマガジン・GO-OZU(ゴーオーズ)は、
商品やお店、普段何気なく見ている景色・・
その裏側にいる「つくり手」や「町で暮らす人」にフォーカスした、地域目線の情報発信を目指しています。
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