今回は「トークDJ・ラジオパーソナリティ」DJ SHIGEさんにインタビューしました。
演歌好きの祖母の影響か、音楽に触れる機会は多かった。
転機は学生時代に通っていたディスコ。
DJ募集のポスターを見て「これだ!」と応募するも「皿を回したことはある?」との質問に、「曲芸の皿回しですか?」と答え、審査員一同大爆笑。
そんな珍回答にも関わらず、約160人の並み居る強豪の中から見事選ばれ、DJ人生がスタートする。
福岡のマリアクラブやマハラジャなどで15年ほどDJ生活。トークカも磨き、同時に好きなバンドでも、ギターポーカルとしてのライブ活動や、作曲も手がける。
しかし、バプル崩壊と共にディスコ業界に陰りが見え始め、DJだけでは厳しくなり、FMパーソナリティやCMナレーターなども経験。
活動の場を広げ、現在では九州を中心にパンドMFJB(ミュージックフルーツジャムセッションパンド)のライブ活動や、DJでも全国巡回中。
最近は「両手を頭の上に!レッツゴーカモーン!」「みんな、盛り上がってるかい!」など、いわゆる”トークDJ”が少なく、お客さんも<踊り>より<DJプレイ>を見に来てる印象がある。
昔のお客さんは、純粋に音楽を楽しみに踊りに来る。
だから、ユーロピートやレゲエ、歌謡曲などオ—ルマイティな選曲で、老若男女踊らせることが私の役割。
「今日は楽しかった!また来たい!」と思わせる仕事を。
またDJのこだわりは「曲を殺さない」こと。
その曲の一番いいところを、最大限に良く聞かせるテクニックを大事にしている。
今後は、野外音楽フェスや大箱でDJと3000人ぐらいのお客さんが一体となり、ディスコミュージックで盛り上がる時代が来ればいいですね。
未来のDJやクラブカルチャーには、ぜひチ—クタイムを入れて欲しいです(笑)